寝違え

これって寝違え?
  • 朝起きたら首が痛くて動かせない・動かしにくい
  • 寝違えが長期間治らない
  • 首の可動域が狭い・動かすと痛みがある
  • 首の調子が悪いが、レントゲンでは異状なしだった
  • 手が痺れる

 

朝起きると首が痛くて横に回すことができなくなってしまった……。

このような症状は寝違えと呼ばれ、暫くは痛みが続いて体を自由に動かせなくなる大変つらいものです。

寝違えって具体的にどんなもの?

◆寝違えとは?

寝違えの大部分は、片方の首から肩にかけての深部筋肉の過緊張や、筋肉周辺にある筋膜組織の過緊張で起こってしまった状態です。

 

◆寝違えになる原因は?

寝違えになる原因は、第一に不自然な姿勢で寝てしまったことがあります。

第二に普段から首に負担のかかるような首の骨の歪みを抱えている場合です。第三に片方の筋肉を使いすぎて筋肉のバランスが崩れた場合です。

 

 首の筋肉は普段から重い頭を支えるためにずっと力が入っており、さらにデスクワークなど長時間同じ姿勢になると首の筋肉は収縮を続け、筋緊張状態が継続します。そこで筋肉の血行が悪くなり、筋肉を動かすために必要な酸素や栄養素が不足し、柔軟性の低下した硬い筋肉(筋緊張が強い状態の筋肉)になってしまうのです。

結果的に硬くなった筋肉が急に引き伸ばされるとその筋肉は反射的にさらに収縮し、さらなる緊張を周りに広げ痛みが増大していくのです。

 

寝違え治療法

寝違えのような筋肉の痛みは、血流を良くするための治療法が必要になります。

血流を良くするためには、まず手技療法で筋肉の表面の緊張を優しく気持ちいい感覚で取り除きます。さらに、奥深くにある筋肉の緊張し、なかなか痛みが取れない部分に対しては鍼治療や干渉波電気治療を使い血流を改善させていきます。

また、生活の中で筋肉を冷やさないことや必要なストレッチ、体操を行うことでより早く改善させることができます。

当院では原因をさぐりしっかりと施術を行うことで、根本から寝違えを改善させ、再発させないようにしていきます。

 


寝違えのまとめ

『寝違え』で痛みが強い場合は、ほとんどの日常動作で痛みが出るため“常に首が痛い”という感覚で生活しなくてはなりません。

『寝違え』というものは、予兆も無くある朝、突然やってきます。急に首が回らない状態になったら、改善の為にどうすれば良いのでしょうか?

ご自身での改善方法を試し、良くなるのであれば当日はそのまま様子見でも良いですが、根本の原因解決(体の歪み・疲労改善)にはなっていない状態です。『寝違え』はしっかり原因処置を行わなければ再発リスクが伴います。

そもそも『寝違え』になった時点で、体には無自覚でも多くの疲れがたまっていると考えられるため、発症より後日になってもよいので早めの原因対処をしたいですね。

ちなみに当院では、ほぼ1回でとても軽くなった改善効果を体験できると思います、少ない回数で終わるケースが大半です。終わった瞬間に首をグルグル回せるようになるワケではありませんが、ある程度の動きは痛みを伴いつつも改善します。

もちろん再発しないよう各部位の調整も施しますので、経過が良好ならそう何度も通う必要はありません。