1頭痛 2眼精疲労

痛にも種類があり、こめかみのズキズキとした痛み、後頭部のどんよりとした痛み、眼の奥のほうに感じる違和感など、さまざまです。
このような頭痛の症状は、なにが原因でしょうか。
それは、血流です。血流が悪くなることによって、筋肉が硬直し、脳が酸欠状態に陥ることで、頭の様々な部分に痛みが生じ、悪化へと繋がるのです。
治療方法は複数ありますが、鎮痛剤を服用することでの対処は、一時的なものであり、その後同じ症状を繰り返します。まずは首付近の血流を良くすることからはじめ、根本的に原因を取り除くことによって再発を予防します。

頭痛を市販薬で抑えたり、寝る事でやり過ごすなどされている方は多いと思います。

普段から頭痛が出ている方は、放っておいても良くなる事は少ないため早い段階で改善に向け行動することをオススメします。頭痛改善の為には、いったいどうすれば良いのでしょうか?

今までに経験したことがないような、急に出る頭痛や慢性的な頭痛、病院の検査で異常の出なかった頭痛へは鍼治療や整体がオススメです。

治療は3~6回前後で安定するケースが多く、軽度の頭痛なら1回で十分な場合もあります。肩こり、眼精疲労、慢性疲労、女性の場合は骨盤の歪みなどの原因によって施術方法や回数は変わってきます。

頭痛によって日常生活に支障のある方、仕事で作業効率の落ちている方、頭痛自体がストレスになっている方、我慢せず気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

当院が施術する鍼灸治療(深部に筋緊張が強い場合)やマッサージ、頸部のオステオパシー矯正では首の付け根にあるコリや生活習慣で発生した頸椎の歪みを取り除くことで、緊張性頭痛、偏頭痛、頭重感などを軽減していきます。

 

1-頭痛とは?

頭痛は大きく分けて3種類に分けられます。

これらの頭痛のほとんどは、首の異常が原因と言われています。

体の血液循環に深く関連する症状ですので、鎮痛剤で抑えるのではなく、根本的に身体を調整していくことをおすすめします。

 

緊張型頭痛

慢性頭痛の4割以上がこの頭痛です。

後頭部を中心に、重く感じたり、押さえつけられる感じがあります。

これはストレスや疲れ、緊張により、肩・首・頭の筋肉が知らず知らずのうちに収縮し、その結果血流が悪くなることにより引き起こされます。

 

血管性頭痛

偏頭痛ともいい、若い女性に多く見られます。

首の後ろの左右どちらかが震源地となる偏頭痛であることが特徴で、特定の場所がズキズキと痛み、吐き気を伴うこともあります。

この原因は、脳の血管の一部にけいれんが起こり血流が悪くなることです。

これにより、血管が広がり痛みが起こると言われています。

 

群発頭痛

突然激しい痛みが起こります。

男性に多く見られます。

一日に1~2回激しく痛むのが数日間繰り返し起こります。

再発するのが特徴です。

※頭痛の予防と対策

1. 食事のとき、片方の歯だけで噛まない

顎関節異常の原因にもなります。

顎関節に異常があらわれた場合、整骨院の施術で悪化を防ぐことは可能です。

まずは片噛み癖がないかチェックしましょう。

 

2. 長時間同じ姿勢を取り続けない

同じ姿勢が毎日続くと、使われる筋肉が決まってしまい、体のバランスを崩してしまいます。

特にデスクに座りパソコンを使い続けることは、目の疲労も伴い、頭痛を引き起こしやすいです。

意識して休息を取り入れ、体への負担を減らしましょう。

 

3. リラックスできる時間をつくる

ストレスが原因で、頭痛が起きることもあります。

適度に気分転換を図りストレスを解消していれば、軽いうちは頭痛も自然に治ります。

しかしストレスが重くなり首が回らなくなると、三叉神経の影響で目の奥が痛くなります。

これは偏頭痛に続いて重い症状です。

頭痛治療法

頭痛の多くの原因は、首の異常と言われています。

首の異常によって引き起こされるのは頭痛だけではなく、吐き気、めまい、肩こり、手足のしびれ、顎関節の違和感、不眠など様々です。

背中の骨格筋の異常は、頭頂部から後頭部にかけての痛みにつながり、首の骨格筋の異常は、前頭部・側頭部にかけての痛みとして出ます。

このように、体の悪い部位によって痛みが体に出る場所が異なるので、頭痛・首だけを調整するのではなく全身のバランスを調整する必要があります。

頭痛は、緊張性頭痛と偏頭痛など頭痛のメカニズムは違います。
しかし、いづれの場合も、首、肩、背中の筋肉が凝っていることが多く、まずはこのコリをとることが重要になります。

 また、手足のツボを刺激して、自律神経を整えることで、頭だけではなくからだ全体を整えていくことで、頭痛の再発を予防していきます。

気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

2-眼精疲労

眼精疲労とは

ひと晩ぐっすり眠れば眼の疲れは取れるのは「疲れ目」です。「眼精疲労」とは休憩をとっても目の痛みやかすみ、頭痛などの症状が残ったり、あるいは回復したと思ったらすぐまた目の疲れが出てきたりするものです。疲れ目より眼精疲労のほうは症状が重いです。眼精疲労の主な自覚症状は目に関するものとして、目が重い、ショボショボする、目が痛む、疲れによる充血、かすみや視力の低下など。また眼精疲労は目以外でも、身体の痛み、胃痛や食欲不振、便秘などが起こることがあります。ひどい場合は目の裏側まで強い痛みや吐き気をもよおすほどです。さらに進行すると、眼精疲労はイライラや不安感、抑うつ、といった自律神経の症状へ発展することもあります。

眼精疲労の主な原因

眼精疲労は眼科疾患以外にほとんどVDT作業、スマートフォン、携帯、テレビ、読書など目を酷使することによって起きたものだ考えられます。眼精疲労の原因は多種多様で、主な以下の四つに分類することができます。
①目の酷使による眼精疲労
VDT作業、スマートフォン、テレビなど長時間同じ距離を見続ける疲労。眼精疲労の中に最も多いタイプである。
②眼科疾患による眼精疲労
ドライアイ、白内障、緑内障、網膜症など疾患から起こる眼精疲労。
③調節性による眼精疲労
遠視、老視、斜視、複視など、物に焦点を合わせる目の調節作用が低下し、起こる眼精疲労。
④精神的なものによる眼精疲労
慢性疲労、過労、睡眠不足、ストレスなどによる眼精疲労。